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暗黒音楽玉手箱

ダークで美しい音楽を節操なくマイペースに紹介していきます。HR/HMが中心ですが、時折Goth/Darkwave/Industrial/Electro系も。青は個人的おすすめソング。

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DIE LAUGHING「Heaven In Decline」(1996年) 

DIE LAUGHING「Heaven In Decline」(1)

1. Ghosts
2. Malediction
3. Nemesis
4. Cascades
5. In Chimera's Shadow
6. Evergreen
7. Labyrinthine
8. The Veil
9. Shades Of Darkness
10. Garden Of Thorns
11. Love Amongst The Ruins
12. Maelstrom
13. Safe Little World
14. The Witching Hour

DIE LAUGHING「Heaven In Decline」(2)

イギリス出身のGoth Rock、DIE LAUGHINGの通算2作目。
浮遊感のあるシンセを全体にまぶした軽めで耽美なメロディを背景に、柔らかく陰りのある女性ヴォーカルが乗るDream Pop的なスタイルは、「New Wave色をひたすら強めまくったALL ABOUT EVE」といった印象。
ヴォーカルのRachelは容姿においてはJulianne Reganに大きく水をあけられているものの、その声質はJulianneに相通ずるものがある。

当時、確かMarqueeから国内盤がリリースされていたためプログレ/メタルシーンでほんのちょっとだけ話題になったわけだが、まあどこからどう聴いてもメタルというよりゴス/ニューウェーヴ。
「メタルっぽいゴスミュージック」が三度の飯より好きなぼくにとっては直球どストライクなアルバムだった。

ただ、良いアルバムではあるのだが曲調が似たり寄ったりなのが難点といえば難点。
#4・5あたりの際立った秀曲以外はどれも同じに聴こえてしまう。
収録曲数を10曲くらいに絞れば、もうちょい引き締まった印象のアルバムになったのではないかと思う。
そういった意味では1stの「Glamour And Suicide」の方がお勧めかもしれない。
音の方向性は2ndと全く同じなので、2ndが気に入ったなら1stも間違いなくいけるはずだ。お試しあれ。


【In Chimera's Shadow】
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Posted on 2013/02/01 Fri. 12:13 [edit]

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janre 音楽

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DARK REALITY「Blossom Of Mourning」(1995年) 

DARK REALITY「Blossom Of Mourning」(1)

1. Am Ende Des Weges
2. Ants Under Glass
3. In The Cathedral
4. Sint Lumbi Vestri
5. Ashen
6. Gruselett
7. Gewitterfront
8. Moping Carol
9. Will To Deny
10. Little Chaffinch

リコーダーを大胆にフィーチャーしたキワモノメタル、DARK REALITYの2nd。
リリース当初はスイス出身という触れ込みで新宿界隈の輸入盤店に並べられていたが、どうやらドイツ出身らしい。
リリース元がスイスのアングラゴシック・レーベルのWitchhunt Recordsだったので、そのあたりが原因で情報が錯綜したのかもしれない。

縦笛を導入したMetal Musicというと、今ではELUVEITIEを筆頭にFolk/Pagan Metal系に多く見受けられ、それはさほど珍しいものでもなくなったが、当時としてはけっこう斬新だった。
しかも一連のFolk/Pagan Metalが使用しているオサレなIrish Whistleでなく、彼らが使っているのはなんとアルトリコーダー。小学校時代に音楽の授業で吹いていた「あれ」である。
さらに音の展開の仕方も真っ当なセンスじゃない。
ギターと縦笛のミックスが、「両者のハーモニー」とかそんな生やさしいレベルのもんでなく、めっちゃユニゾンしまくる。
一般的な感覚から言えばおそらく「ダサい」の一言で片づけられてしまいそうな勢いの音だが、僕のようなゲテモノ食いの暗黒音楽フリーク的には、このうっさん臭くて妙ちくりんな音楽センスは、一人、部屋の中でニヤつきながら聴くには最高の材料だった。

アルバム全体を占める雰囲気は非常にロマンティックで時折牧歌的ですらある。
純然たるHeavy Metalの音圧をバックに縦笛がノスタルジックな哀愁を漂わせつつピロピロと踊りまくり、そこに朗々とした男性ヴォーカル(英詞or独詞)が乗る#1・2・5あたりはDARK REALITY流リコーダーメタルの真骨頂だが、#3のようなやや宗教的でゴシカルな曲、あるいは#10のようなアコースティックでメロウなナンバーなど、意外にもその表現力の間口は広い。
ブックレットも通常の材質とは異なる古紙(?)のようなものを使用しており、そのアートワークも含めて暗い陰りのある中世ヨーロッパ的なイメージをトータルコンセプトとして打ち出そうというアーティスティックなこだわりがそこはかとなく感じられる。
チープなプログラミングやおそらく打ち込みと思われるドラムの音がアルバム全体の荘重な空気を損なわせてしまっている点がやや残念ではあるが、この妖しさ・いかがわしさは病み付きになること請け合いだ。
次作はプログレ路線に大きく傾倒したが故にやや難解な作りになり、またメタル色も大幅に減退してフォーク色が強調された結果、正直退屈な作品になってしまったが、この「Blossom Of Mourning」は間違いなくGothic Metal界の隠れた名盤である。

音に負けず劣らず胡散臭いPVありの#1も悪くないが、彼らの魅力が余すところなく感受できるのは#5だ。
このねっとりとした哀愁っぷりは一聴の価値あり、だ。まずは#5を聴いてみてほしい。


【Am Ende Des Weges(PV)】



【Ashen】

Posted on 2013/01/15 Tue. 07:14 [edit]

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janre 音楽

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THE LOVECRAVE「The Angel And The Rain」(2006年) 

THE LOVECRAVE「The Angel And The Rain」(1)

1. Vampires(The Light That We Are)
2. Nobody
3. Little Suicide
4. Can You Hear Me?
5. Fading Roses
6. My Soul
7. Runaway
8. The Angel And The Rain
9. The Chauffeur
10. Dark City

THE LOVECRAVE「The Angel And The Rain」(2)

程良いエレクトロな味付けが耳をくすぐるイタリア産Alternative Gothic Metal、THE LOVECRAVEの1st。
Gothic Metal特有のダークシンフォニクスを維持しつつもキャッチーなメロディラインが耳に残る良盤。
「明」と「暗」を巧みなバランスで表現した、将来性を感じさせるアルバムだ。
デビュー作なので曲ごとのアレンジセンスはまだまだ及第点とまではいかないものも多いが、#1辺りは非常に彼ららしいDark'n'Popな秀曲だと感じる。

ヴォーカルのFrancesca Chiara(♀)の歌声は粘りつくような独特の声質なので好き嫌いが分かれるかもしれないが、それさえ気にならなければ嬢メタル/ゴシックメタル・フリークは一度聴いておいて損のない作品だ。

【Vampires(The Light That We Are)】

Posted on 2013/01/12 Sat. 07:45 [edit]

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janre 音楽

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THE SAINTS OF EDEN「The Other Side」(1997年) 

THE SAINTS OF EDEN「The Other Side」(1)

1. Unwind
2. Bleed
3. War Of Words
4. Restless
5. The Other Side
6. You Lie
7. Just One
8. Times Like This
9. Divide

THE SAINTS OF EDEN「The Other Side」(2)

元NEFILIMのベーシスト、Cian Houchinが立ち上げたバンド - それだけを理由に大した期待もせずに購入してみたら、意外にも好盤だったという「棚からぼた餅」アルバム。
系統的にはSAMAELや直近のTHE KOVENANTと同種のアプローチのTechno/Industrial Metalに分類されそうな風合いだが、構成要素の割合はインダストリアル7:メタル3といったバランスなので、どちらかと言えばそのどぎついHarsh Voiceも含めてGRENDEL辺りのDark EBMサウンドを主食にするサウンドホリックに受けが良さそうだ。

アルバム中、最もメタルテイスト濃厚な曲は#3。
生半可なExtreme Metalなんぞ軽く凌いでしまうヘヴィネスとアグレッション、そしてヘイトに満ち満ちた最高にごついナンバーだ。
一聴の価値あり!


【War Of Words & You Lie】

Posted on 2013/01/11 Fri. 18:25 [edit]

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janre 音楽

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THE MISSION「Carved In Sand」(1990年) 

THE MISSION「Carved In Sand」(1)

1. Amelia
2. Into The Blue
3. Butterfly On A Wheel
4. Sea Of Love
5. Deliverance
6. Grapes Of Wrath
7. Belief
8. Paradise (Will Shine Like The Moon)
9. Hungry As The Hunter
10. Lovely
11. Hands Across The Ocean
12. Butterfly On A Wheel(Troubadour Mix)

THE MISSION「Carved In Sand」(2)

80年代のPositive Punk/Goth Rockアーティストの中にあって、とりわけ強いロック色を打ち出していたTHE MISSIONというバンドは、暗黒メタルを架け橋にゴスに興味を持ち始めた僕のような人間にとっては非常に取っ付き易いバンドだった。
THE MISSIONと共にゴスの二大巨頭の片翼を担うTHE SISTERS OF MERCYにも同時期強く惹かれていったことを覚えているが、SISTERSがひたすら暗く無機質なリズムの反復を基本にしたGoth Rockの雛形的な陰鬱サウンドだったのに対し、THE MISSIONのそれは同種の暗い陰りはあるものの繊細さとメジャーコードを多用した躍動感が支配していた。
当時はメタル以外の音楽に全く疎かった僕にしてみれば、彼らの音楽の持つ湿った叙情性は伝統的なBritish Rockに非常に近いものに感じたし、彼らと活動を共にすることの多かったALL ABOUT EVEにも共通するプログレッシブな味わいすら見出すことができたものだ。

そんな彼らの抜きんでた魅力が最も顕著に表れているアルバムが、この「Carved In Sand」だ。
児童虐待・近親相姦を加害者側の視点から語った衝撃的なオープニングの#1からして、他の同期のゴスバンドとは趣を異にするロック的なヘヴィネスとスピード感に溢れていた。
ラストの"Damn your daddy to hell!"の攻撃性も然り、といった感じでニヤリとさせられる。

#1と同じく強烈な躍動感を持った#11。
メジャーコード全開の開放感に包まれたストレートなラヴソングだ。
スピーディーではあるがアコースティックに爪弾かれる繊細なギターサウンドは、AOR筋の名曲だと言われても疑いを持たないレベルの完成度である。

シンプルな単音のピアノに導かれる、ほぼア・カペラと言っても差し支えない幻想的ナンバーの#6。
タイトルが示す通りスタインベックの「怒りの葡萄」を題材にした深淵なバラード・ソングだ。
Wayne Husseyの、一音一音を大事に拾い上げるかのような、けれどもとてつもなく力強く深みのある歌い回しが聴く者の心に木霊のように響き渡る。

#3はTHE MISSIONの楽曲中屈指の名曲であり、SENTENCEDの"You Are The One"と並んで僕が最も愛して止まないラヴソングだ。
ディストーションを一切排した慈愛に満ちた繊細なメロディラインをバックに、報われない愛の言霊が紡がれる。
"Love breaks the wings of a butterlfy on a wheel"(報われない愛を実らせるため、僕らは多大な努力をし続ける)の反復が、最後の最後に"Love will heal the wings of a butterfly on a wheel"(けれども、いつかそのひたむきな愛が報われる日が来るだろう)へと帰結する様が当時の多感な僕の心を締め付けた。
U2の"With Or Without You"の二番煎じと揶揄されることの多い曲だが、その完成度はU2を凌ぐ。
心の琴線を掻きむしる感動的な名曲だ。


【Butterfly On A Wheel(PV)】

Posted on 2013/01/10 Thu. 05:35 [edit]

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